fedora20でself hosted engineなoVirtを作ってみた。

  1. fedora20を、切り戻しが楽なのでbtrfs でインストール

インストール自体はMinimalで。fedora20でbtrfs root でインストールすると、/ は subvolume root として構築される。subvolume root と同列の位置にスナップショットを作っておくと、initrdのemergency shellあたりからも簡単に差し替えが出来て便利。

  • grubプロンプトでこのへんを適当に書き換えてemergency shellにおっことして
rootflags=subvol=root

```*   こんな感じで切り戻しできる

# mount /dev/sda4 /root

cd root

ls

home root saved_sanpshot

btrfs subvol delete root

btrfs subvol snapshot saved_snapshot root

reboot


4.  selinux切る

enforced状態で使いたいのはやまやまだが、engine-setupが随所でまっとうに動かないので耐え切れずにdisabled。firewall-cmdが悉くストールしたり。

6.  リポジトリの準備

# yum install http://ovirt.org/releases/ovirt-release-fedora.noarch.rpm


enable

fedora-virt-preview ovirt-nightly


disable

ovirt-stable ovirt-3.3.2

# yum install ovirt-hosted-engine-setup


ここで落る可能性が非常に高いので修正。

/usr/share/ovirt-hosted-engine-setup/plugins/ovirt-hosted-engine-setup/engine/add_host.py


438行目でおちるので、437行目〜441行目コメントアウト

17.  iscsi-initiator-utils入れ替え

fedora20のiscsi-initiator-utilsは[腐っている](https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1037602)ので、update-testingのものに入れ替え。

# yum install –enablerepo=updates-testing iscsi-initiator-utils


新規に建てる場合は、これでOK。

*(rw,anonuid=36,anongid=36,all_squash)


アプライアンスを使う場合はこういうUID,GIDがあればOK。

*   グループ

kvm:x:36:qemu,sanlock qemu:x:107:vdsm,sanlock sanlock:x:179:vdsm

vdsm:x:36:36:::: qemu:x:107:107::: sanlock:x:179:179:::


25.  忘れずにLANG=C状態にする

export LANG=C


こんな名前のブリッジを作ってくれたりするので。どうせ何度か再実行することになるので、exportして置いた方がよい。

”ovirtmgmt”

# hosted-engin –deploy


失敗すると思われるが、念の為[アンチョコ](http://www.ovirt.org/Hosted_Engine_Howto)通りに。

usr/lib/python2.7/site-packages/ovirt_hosted_engine_setup/mixins.py


39行目あたりで失敗して終了するはず。表示されるメッセージとは全く関係なく、vmが起動できない為に失敗する。

/etc/ovirt-hosted-engine/hosted-engine.conf /etc/ovirt-hosted-engine/vm.conf


辺りが存在すると成功するかも。

失敗後 hosted-engine は戻ってこない。ovirtmgmtブリッジに移動された、元々のNICに付いていたIPが消えて無くなっているため。別端末から、おもむろにnetworkのrestartで戻って来る。

# service network restart


二度目のhosted-engineの成功後に、ovirtmgmtブリッジの設定は消えてなくなるので、今のうちに設定を保存しておく。

# cp /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-* ~

# hosted-engin –deploy


さっくりと成功してvmが起動する。途中でvmのコンソールを選ぶ選択肢があるが、spiceを選ぶのはかなり冒険的。vncにしておかないとリモートからつながらない。

43.  OSインストール待ちプロンプト
    
    ゲスト側のOSをインストールして、インストーラ最後のrebootでvmが終了するので、
    
    ```
    1
    
    ```
44.  ovirt-engineインストール待ちプロンプト
  

ovirt-engineを[アンチョコ](http://www.ovirt.org/Download)通りインストールする。

ovirt-log-collector が sos とコンフリクトする。 /usr/share/jboss-as にjboss-asが必要。

\# yumdownloader ovirt-log-collector
# yum install --force ovirt-log-collector
# cd /usr/share
# unzip jboss-as-7.1.1.Final.zip
# ln -sf jboss-as-7.1.1.Final jboss-as
# engine-setup

```

3.3系はヘルスチェックページ(/ovirt-engine/services/health)を以ていないため、engine も 3.4(nightly build) でないといけない。  
終了したら、おもむろに  

```
1

```51.  終了
  

成功するとvmがシャットダウンされ、暫くするとホストもシャットダウンされる

再起動後、ovirtmgmtブリッジが消えてなくなっているので、復元

```
\# cp ~/ifcfg-\* /etc/sysconfig/network-scripts/
# reboot

```

再起動後、メンテナンスモードを抜けると、運用状態になる(きっと)

```
\# hosted-engine --set-maintenance --mode=none

```